マンション買取で失敗しない!仲介との違いから業者選びまで徹底解説
2026/06/14
マンション買取で失敗しない!仲介との違いから業者選びまで徹底解説

マンションの売却を検討している方の中には、「できるだけ早く売りたい」「住み替えの期限が迫っている」「相続したマンションを手放したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
一般的にマンションを売却する方法としては「仲介」が知られていますが、近年注目を集めているのが『マンション買取』です。
マンション買取は、不動産会社が直接物件を購入するため、短期間で売却できることが大きな特徴です。
一方で、「仲介と何が違うの?」「買取価格は安くなるの?」「本当に安心して売却できるの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。
マンションは人生の中でも大きな資産です。
売却方法を間違えると数百万円単位で損をしてしまうこともあります。
そこで今回は、マンション買取の基本的な仕組みからメリット・デメリット、売却の流れまでを詳しくご紹介します。

1.マンション買取とは?仲介との違い
◆ マンション買取とは
マンション買取とは、不動産会社や買取専門業者が売主から直接マンションを購入する売却方法です。
通常の売却では、不動産会社が買主を探し、購入希望者との契約を仲介します。
しかし買取の場合は、不動産会社そのものが買主となるため、購入希望者を探す必要がありません。
そのため
- ・転勤が決まった
- ・離婚に伴い売却したい
- ・相続したマンションを処分したい
- ・住宅ローンの返済が厳しい
といったケースでもスピーディーに売却を進めることができます。
特に近年は、高齢化や相続問題の増加に伴い、マンション買取の需要が高まっています。
◆ 仲介との違い
マンション売却には大きく分けて「仲介」と「買取」の2つの方法があります。
|仲介とは
仲介は不動産会社が購入希望者を探し、売買契約を成立させる方法です。
市場価格に近い金額で売却できる可能性が高い反面、買主が見つかるまで時間がかかる場合があります。
また
- ・広告掲載
- ・内覧対応
- ・価格交渉
などの対応が必要になります。
|買取とは
買取は不動産会社が直接購入するため、売却活動が不要です。
査定後すぐに契約へ進めるため、最短数日から数週間で売却できるケースもあります。
◆ 買取と仲介の比較
|
項目 |
買取 |
仲介 |
|
売却期間 |
1週間~1か月程度 |
3~6か月以上 |
|
売却価格 |
相場の70~80%程度 |
相場価格で売却可能 |
|
仲介手数料 |
不要 |
必要 |
|
内覧対応 |
不要 |
必要 |
|
広告活動 |
不要 |
必要 |
『高く売りたい』のか『早く確実に売りたい』のかによって最適な方法は異なります。
2.マンション買取のメリット・デメリット
マンション買取には多くのメリットがありますが、当然ながらデメリットも存在します。
売却後に後悔しないためにも、両方を理解しておきましょう。
◆ マンション買取のメリット
😊 早期売却ができる
最大のメリットはスピードです。
仲介の場合、買主が見つからなければ売却できません。
人気エリアであれば数週間で売れることもありますが、立地や築年数によっては半年以上売れ残るケースもあります。
一方、買取では査定後すぐに購入判断が行われるため、最短で数日、一般的には1か月以内で売却が完了します。
😊 内覧対応が不要
仲介では複数回の内覧が必要になることがあります。
休日ごとに部屋を片付けたり、購入希望者に対応したりするのは大きな負担です。
買取の場合は査定時の確認のみで済むため、時間や労力を大幅に削減できます。
😊 築古マンションでも売却しやすい
築20年、30年を超えるマンションの場合、一般市場では買主が見つかりにくいことがあります。
しかし買取業者はリフォームやリノベーションを前提としているため
- ・設備が古い
- ・壁紙が傷んでいる
- ・水回りに不具合がある
これらの物件でも買取対象となることが多いです。
😊 周囲に知られず売却できる
仲介ではインターネットやチラシに掲載されることがあります。
そのため近隣住民や知人に売却を知られる可能性があります。
買取は広告活動を行わないため、プライバシーを守りながら売却できます。
😊 仲介手数料が不要
仲介では売却価格に応じた仲介手数料が発生します。
例えば3,000万円で売却した場合、
3,000万円×3%+6万円+消費税
が上限となります。
買取ではこの費用が不要なため、諸費用を抑えることができます。
◆ マンション買取のデメリット
😢 売却価格が安くなる
買取最大のデメリットは価格です。
一般的には市場価格の70~80%程度になるケースが多くなります。
安くなる理由は、業者が購入後に
- ・リフォーム費用
- ・販売経費
- ・保有コスト
- ・利益
を確保する必要があるためです。
😢 業者によって査定額が大きく異なる
同じマンションでも査定額が数百万円違うことがあります。
そのため必ず複数社に査定依頼を行うことが重要です。
😢 買取を断られる場合もある
再販売が難しい物件の場合
- ・管理状態が悪い
- ・立地条件が厳しい
- ・違法建築の可能性がある
などの理由で買取を断られるケースもあります。
3. マンション買取の流れ
マンション買取は複雑そうに見えますが、実際には比較的シンプルな流れで進みます。
事前に流れを把握しておくことで、安心して売却を進めることができます。
① 査定依頼をする
まずは買取業者へ査定を依頼します。
査定方法には
- ・机上査定
- ・訪問査定
があります。
まずは机上査定でおおよその価格を確認し、その後訪問査定へ進むのが一般的です。
査定を依頼する際は最低でも3社以上に依頼しましょう。
査定額だけでなく担当者の対応も比較できます。
② 訪問査定を受ける
訪問査定では担当者が実際にマンションを確認します。
|主な確認項目
- ・築年数
- ・専有面積
- ・間取り
- ・日当たり
- ・管理状況
- ・室内状態
- ・周辺環境
などです。
査定時間は30分から1時間程度が目安です。
③ 買取価格の提示
査定後、正式な買取価格が提示されます。
|確認すべきポイント
- ・売却価格
- ・引渡し時期
- ・残置物の扱い
- ・諸費用の有無
価格だけで判断せず、条件全体を比較することが大切です。
④ 売買契約を締結する
条件に納得できたら売買契約を締結します。
契約書には重要事項が記載されています。
|特に確認すべき事項
- ・契約解除条件
- ・引渡し日
- ・手付金
などはしっかり確認しましょう。
⑤ 決済・引渡し
契約後、残代金の決済が行われます。
入金確認後
- ・鍵の引渡し
- ・必要書類の提出
- ・所有権移転登記
を行い売却完了となります。
ここまでがマンション買取の基本的な流になります。

4.失敗しない!マンション買取業者の選び方
マンション買取を成功させるためには、どの業者に依頼するかが非常に重要です。
また、契約条件やサービス内容にも大きな差があるため、業者選びを間違えると「もっと高く売れたのに…」と後悔する可能性があります。
① 複数の業者に査定を依頼する
マンション買取で最も重要なのは、複数の業者から査定を受けることです。
「早く売りたいから」と1社だけで決めてしまう方もいますが、業者ごとに査定基準が異なるためおすすめはできません。
例えば
- ・自社でリフォームを行う会社
- ・投資家向けに販売する会社
- ・自社で再販売する会社
など、ビジネスモデルによって買取価格が変わります。
ある会社では2,000万円だった査定額が、別の会社では2,300万円になることも珍しくありません。
複数社に査定を依頼することで
- ・適正価格が分かる
- ・高値で買い取る業者が見つかる
- ・担当者の対応を比較できる
といったメリットがあります。
最低でも3社以上への査定依頼することがおすすめです。
② マンション買取の実績を確認する
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。
- ・戸建て売却が得意な会社
- ・土地取引が得意な会社
- ・投資物件を専門とする会社
- ・マンション買取に強い会社
などさまざまです。
そのため、マンション買取を依頼する場合は、マンションの買取実績が豊富な会社を選ぶことが大切です。
|特に確認すべき点
- ・買取実績件数
- ・創業年数
- ・対応エリア
- ・地域密着型かどうか
地域に詳しい業者ほど周辺相場を把握しているため、より正確な査定が期待できます。
また、自社でリフォームや販売まで行っている業者は、中間コストを抑えられるため高額査定につながるケースもあります。
③ 口コミや評判を確認する
近年ではインターネット上で多くの口コミを確認できます。
実際に利用した人の声はとても参考になります。
|チェックすべきポイント
- ・担当者の対応
- ・査定価格の妥当性
- ・契約時の説明
- ・売却後のフォロー
特に担当者の対応は重要です。
マンション売却は大きな金額が動く取引のため
- ・質問に丁寧に答えてくれる
- ・メリットだけでなくデメリットも説明する
- ・契約を急かさない
このような担当者であれば安心できます。
反対に
- ・今日中に契約してほしい
- ・他社の査定を見せてほしい
- ・相場説明が曖昧
といった業者には注意しましょう。
◆ 悪質な買取業者を見分けるポイント
残念ながら不動産業界には悪質な業者も存在します。
😢 極端に高い査定額を提示する
契約直前になって価格を下げるケースがあります。
😢 契約を急がせる
冷静な判断をさせないために即決を求める業者もあります。
😢 契約内容を詳しく説明しない
不利な条件が含まれている可能性があります。
不明点があれば必ず質問し、納得してから契約しましょう。
5.マンション買取で損しないための注意点とコツ
マンション買取はスピーディーな売却が魅力ですが、注意点を知らずに進めると損をしてしまう可能性があります。
◆ 相場を事前に把握しておく
マンション買取で最も重要なのは相場を知ることです。
相場を知らないまま査定を受けると、提示された価格が高いのか安いのか判断できません。
|相場を調べる方法
- ・不動産ポータルサイトを見る
- ・レインズマーケットインフォメーションを利用する
- ・不動産会社に相談する
一般的に買取価格は市場価格の70~80%程度が目安です。
例えば市場価格が3,000万円なら、
2,100万円~2,400万円程度が買取価格の目安になります。
事前に把握しておくことで、適正な査定かどうか判断しやすくなります。
◆ 契約内容をしっかり確認する
売買契約書には重要な内容が記載されています。
|特に確認したい項目
- ・売却価格
- ・引渡し日
- ・契約解除条件
- ・手付金
- ・違約金
契約書は専門用語も多いため、分からない部分は必ず担当者へ確認しましょう。
「よく分からないまま契約してしまった」というトラブルは意外と少なくありません。
◆ 残置物の取り扱いを確認する
売却時に家具や家電が残っている場合は注意しましょう。
- ・無料で処分してくれる
- ・処分費用が必要
- ・そのまま引き取る
など対応が異なります。
特に相続物件の場合は大量の家財が残っているケースもあります。
後から追加費用が発生しないよう、事前に確認しておきましょう。
◆ 税金について理解しておく
マンション売却では税金が発生する場合があります。
代表的なのが譲渡所得税です。
|譲渡所得とは
「売却価格-取得費-譲渡費用」で計算されます。
利益が出た場合には所得税や住民税が課税される可能性があります。
ただし、自宅を売却する場合は「3,000万円特別控除」が利用できることもあります。
条件を満たせば税負担を大きく軽減できるため、事前に税理士や不動産会社へ相談することをおすすめします。
◆ 確定申告を忘れない
マンションを売却した翌年には確定申告が必要になる場合があります。
特例を利用する場合でも申告が必要です。
|申告を忘れた場合
- ・控除が受けられない
- ・追徴課税の可能性がある
などのリスクがあります。
売却後も必要な手続きを確認しておきましょう。
まとめ
マンション買取は、不動産会社が直接購入するため、短期間で売却できる非常に便利な方法です。
- ・早く現金化したい
- ・相続したマンションを処分したい
- ・築年数が古い物件を売りたい
- ・内覧対応を避けたい
という方に向いています。
一方で、仲介に比べて売却価格が低くなる傾向があるため、「価格」と「スピード」のどちらを優先するのかを明確にすることが大切です。
また、買取価格や契約条件は業者によって大きく異なるため、複数社へ査定を依頼し比較することが成功のポイントになります。
大切な資産を納得して売却するためにも、十分な情報収集を行い、自分に合った売却方法を選びましょう。

よくある質問
Q1. マンション買取はどれくらいで売却できますか?
早ければ1週間程度、一般的には1か月以内で売却が完了します。
Q2. 築年数が古いマンションでも売れますか?
はい。買取業者はリフォームやリノベーションを前提に購入するため、築年数が古い物件でも売却できる可能性があります。
Q3. 仲介手数料はかかりますか?
マンション買取は不動産会社が直接購入するため、仲介手数料は発生しません。
Q4. 買取と仲介はどちらがおすすめですか?
高値売却を重視する場合は仲介、スピードや確実性を重視する場合は買取がおすすめです。
Q5. 査定だけでも依頼できますか?
もちろん可能です。査定を依頼したからといって必ず売却する必要はありません。
まずは価格を把握するために査定を受ける方も多くいます。
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このコラムを通して、不動産に関することのお役に立てれば嬉しいです!
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監修者情報
MK不動産株式会社
代表取締役 三上 大喜 詳しく見る





